ガストキャンペーン（御朱飲食帳）炎上はバイトテロならぬ社員テロ?

ガストがＧＷ向けに企画したキャンペーンで炎上してしまっております。

概要知らない方に簡単にご説明すると、

・２０１９年４月２２～５月１５日までの期間に、ガスト全店「※１３６１店舗（！？）」で飲食し（１店舗１０００円以上）、レシートをダウンロードした冊子に全て貼り付け、見事飲食帳が完成すれば、先着５０名に、１０００万円分の「食事券」を、プレゼント！

もし達成できた方は、ガスト本社に行き、マーケティング本部の担当者を呼び出し、交換してもらう。

担当不在の場合は、後日また来てください、といった内容。

・１３６１店舗を２４日間で回るのは時間的に、ほぼ不可能。

・仮に回れたとして、飲食代だけで最低１３６万１千円を使わなければいけない。

・奇跡的に全店舗制覇し、１３６１枚のレシートを重さ３キロにもなるという御朱飲食帳に貼り付け（御朱飲食帳は一括ダウンロード不可）、完成させたら、さらにわざわざ本社まで出向き、担当を呼び出さなければならない。

しかも、担当が不在だった場合は、後日出直さないといけない。

…うーん。

突っ込みどころがありすぎて、ハッキングでもされてホームページを改変されたんじゃないかと思うような内容ですが、４月２４日、本家様がキャンペーン中止とお詫びを掲載したので、実際にガストが企画したキャンペーンのようです。

通常の企業であれば、企画立案し、実際に実施するまでに、必ずチェックが入りますし、それ以前に、このような無茶な企画を立案する人間はまずいないと思うのですが、実際にキャンペーンを実施してしまうというのはどういった経緯だったんでしょう？

しかも１０連休の超稼ぎ時に打って出たのがこのキャンペーンというのは、ガストのような巨大チェーンではちょっと信じられないですね。

もしかするとガストのマーケティング担当は１０連休の大事なキャンペーンを思い切って新入社員に任せたのかもしれません。（任せるの早すぎか）

アルバイトの不適切行為が世間を賑わせていましたが、社員にまで炎上させられてしまってはたまったもんじゃないですね…。

ガストは庶民の味方なので、業績にダメージがないことを祈ります…。