NBAおじさん

NBAライトファンのおじさんがぶつぶつつぶやく

セブンのバイト時代を振り返る

セブンイレブンのバイトやってたんです。
学生の頃に二年ほど。
結構な時間入ってましたし、自分なりに頑張ってやってたと思います。
しかし理由は分かりませんが、オーナーにめちゃくちゃ嫌われてまして。
女性バイトのお尻を触ったり、あまり素行も良くないオーナーでした。
何かあると謎の理由で怒られたりして、あまりオーナーは好きではなかったです。
そんなある時、オーナーに、
「正月実家帰らないで3日間バイト出たら五千円お年玉やるぞ」
と言われ、金なし学生だった私は、帰省の予定を急遽キャンセルし、実家に断りを入れ、正月をバイトして過ごしました。

そして迎えたオーナーとバイトが一緒の日。
出勤したオーナーが、お年玉袋をポケットから出し、
「じゃあこれな。」
と、無事お年玉をゲット。
しかし、何か違和感。何か感触が…
バイトが終わり、帰り道で恐る恐る中身を見ると、中には五百円玉が一枚。
ああ、なんかバツが悪そうにしてたし、そんなことだろうとは思ったけれど。
普段邪険に扱われても頑張って、正月返上してバイト出た結果がこれかよ…と、ひざから崩れ落ちそうになったのを覚えています。

程なくして、バイトを辞め、卒業し、就職しました。
半年ほど経った時、たまたま近くに用事があり寄ってみると、潰れていました。(辞める前から売り上げ不振で店を畳むことは決まっていたらしい。)

その後何をしているのか分かりません。
きっと転職したんだと思います。
しかしあの調子では新たな職場でも周りと協調できるのだろうかと、いらぬ心配をしてみたり。

あのオーナーがいたおかげで、反面教師として人生勉強できたのかなあと、平成の終わりに人生を振り返る。そんな夜。